代表者挨拶

永山産業株式会社 | 代表メッセージ

スローガン “パッション&ファッション”

社員一同、皆様と一緒にモノづくりに邁進してゆきたい。

私が思うに、どんなに技術が進歩しても、ファッションを作るには職人技が必要です。これは今後も変わらないかもしれません。

沿革と挑戦の歩み

1968年、創業者の永山龍雄が独立した白シャツメーカーとして永山産業株式会社を設立しました。当初は ARROW SHIRT USA とのコラボレーションもスタートしましたが、10年も経たないうちに白シャツが海外で大量に作られるようになり、最初の大きな転機が訪れました。そこで、当社は白シャツからカジュアルシャツへ転換しました。

1985年、リスク分散と事業拡大のため、婦人ブラウスの製造を開始。その後、洋服の種類をさらに増やしました。

1997年には中国からの実習生や研修生の受け入れも開始しましたが、2010年に中止。一方、2001年には研修後の職場として中国・大連に大連永山時装有限公司を卒業生と共に設立しました。この頃、国内生産品はシャツ・ブラウス・ドレス・ジャケット・コートなどへ拡大しました。

東日本大震災と再出発

2011年、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故が私たちの生活を一変させました。そんな状況でも社員は出勤し、工場の片付けを手伝ってくれました。これが、私たちが社員を家族のように大切にしている理由のひとつです。ガソリンや灯油が入手困難になったとき、人脈を頼りに皆で生活を繋げました。

震災後は大手との取引が縮小した一方で、コレクションブランドとの関係を築くことができ、2017年からはパリコレクション向けの製品製作を開始。他のコレクションブランドも並行してスタートしました。

これからの縫製業のあり方

現在の日本の縫製工場には、多品種少量生産が欠かせません。当社は製品工程を洗い出し、加工時間・品質・コストを分析する「工程分析書」を作成しています。生き残るには、ブランドとの良好でオープンな関係が不可欠です。私たちの強みは、経験に裏打ちされた仕様・素材の理解と対応力。デザイナーが表現したいデザインを形にできるのが、私たちです。細心の考え方や取り組みを行いながら、まだまだアナログな縫製工場ですが、DXなど新しい事にもチャレンジしてゆきます。

ビジョン

  • 持続可能な縫製工場の発展と維持
  • 職人の地位向上

代表取締役 永山 龍大郎

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